タンクの塗装・MBX50 |
☆ 絶版車MBX50のタンクの再現
メーカーからの部品が調達出来ない場合、作るしか無いのが旧車の難しいところ。純正のMBX50タンクの塗装をしました。
これはサンプルのタンク。 これが見本となる。
マスキングに使うテープは曲線がきつい場合は、3M製のテープを使う。 塩化ビニール製でかなりきつい線も曲がってくれる。 これを越えるものは今のところ無いと思う。
マスキングしたところ。
色をつけたところ。
マスキングテープを剥がしたところ。 色別にこれを繰り返す。
赤のラインだけはラインテープがあったのでテープを貼ることで対処。 時間短縮となる。 上塗り可能な塩ビ製。
ホンダのマークはペイントメーカーに発注。 最初は1週間掛かるといわれたが、データが残っていたということで、一日で出来た。 しかし、問題が発生。 よく見ると字体がほんの僅かだが違う。 しかも実際のホンダのマークはタンクのラインに合わせてカーブしている。
字体はギリギリ許容範囲とし、文字は切り離して貼る。
マーキングは完成。 あとはクリアーをかけることで完成となる。
クリアーを2コート吹き付ける。
乾燥棚にセットして、硬化するのを待つ。
明日の朝には完全硬化しているので、熱をいれてできあがりとなる。
本当にマークを再現するとなると、カッティングシートによるマーク作りではなく、印刷によるステッカー作成となるが、そんな機械は所有してない。 メーカーによると塗装専門店でそれを導入しているところが福岡に一軒あるらしい。 フレアパターンの再現などには便利だろう。