☆ 一時保留となるバイク
整備スペースの容量には限りがあり、作業予定のめどがつかないと判断した場合は、別の場所へ移動となります。 いわゆるお蔵入り。 数ヶ月で蔵出しのときもあれば数年、または永久お蔵入りとなる場合もあります。
これは名車CB750の最終型というかKタイプ。 これをベースに外装はK2仕様のシービーナナハンを作る予定でした。 仕入れて5年目に入っているのに進ちょく状況はゼロ。 思い切ってお蔵入りを決定しました。
CB750でもっとも好きな部分はエンジンの形状。 空冷フィンのきっちりとした並び具合とOHCヘッドカバーの形。 シングルオーバーヘッドというのが古めかしくていい。
他のメーカーのナナハンはロッカーアームを使用しない直押しタイプのバルブ機構なので、このヘッドカバーという部品は存在しない。 今のように優れたダイキャスト製造の技術が無かったので、このようなポッコリとした形状になったと思われるが、レトロ感いっぱいの雰囲気をかもし出している。
このエンジンの発する、カムチェーン音が強調された、当時のCBシリーズに共通する音色を聞くことができるのはいつになるのだろう?
こちらもお蔵入り。 GX250の今流行っている改造スタイル。 GXは400の方がフィンの張り出しが大きいので、入手可能であれば400のエンジンに載せ変えたい。 パワーもUPする。
今回、旧車が三台同時に売れてしまい、整備に手が回らない状態なのでお蔵入りを2台決めました。